11月11~16日ヒラメ。半年に及ぶヒラメ釣りは今週を持って終了します。皆様ありがとうございました。そしてヒラメちゃん、また来年(^^)/
異例の晩秋荒食いに遭遇した先週。目まぐるしく変わるコンディションの中、最終盤を毎日出られたのは大きな財産になりました。ご乗船頂いた皆様に感謝!ありがとうございました
先ずは11日月曜日。朝は強風予報の為お休み。昼くらいに風が落ちたので調査に出ました
近所のポイントでサクっとヒット。その後もパパンっとヒット。いっぱい釣れる感じムンムン
釣れるな、と感じたら何か別の事を試したくなる。ハードルアーチャレンジ!
今回はレンジバイブ90。海の魚はこのルアーが大好物。アメマスも好きですね
苦戦しながらもレンジバイブで2枚ほどヒット。後半はまたワームに戻してポツポツヒット。あと一枚あと一枚と粘っていたら辺りは真っ暗。夕方の釣りは日没で強制終了を迎えられるのである意味助かります。計9枚ヒットでした
週の始まりは好感触。翌日は・・・
朝イチヒット!
爆裂とは行きませんが良いペースでアタリがあり良型も上がりました。こちらは確か58cm
ルアーにも好反応
フグやカジカに邪魔されながらもコンスタントにヒット。今年は最終盤に向けてルアーの釣果が目立ちました
カレイも順調でした(^^)/
釣れましたが僅かに喰いが落ちた・・?時間帯によってなのかポイントなのか。緩やかな下降線を感じました
その翌日水曜日。朝は冷え込みのせいか喰いは立たず。後半盛り返しましたが釣れ具合は程々に
木曜日は朝ラッシュ!パタパタとヒットして良い滑り出し。しかし朝イチを過ぎると一気に喰いが落ちてきました。各所回るも好転せず。終焉を予感させる一日
金曜日は一発勝負!雨の中、早出して遠くにポイントまで足を伸ばしました
しかし不発。写真のTさんはパタパタとヒットしていましたが他のお客様はノータッチ。やらかしました(^^;
戻りながら各所チェック。何枚か釣れる場面もありましたが「当たり」を引いた感じはありません。そうこうしている内にヤマセが強くなり撤退戦へ。結局豊浦の近所まで戻ってきました
感動の一枚!この一枚に救われる
朝から空振り続きだったTさん。終盤までノーフィッシュ。そんなタイミングで待望のアタリ!残りの時間を考えたらラストチャンス。しかし残念ながら空振り。。
しかしヒラメ釣りにはドラマがある。空振りの直後にもう一度チャンスが!
手に汗握るゼロワンゲームがヒラメ釣りの醍醐味。最近当たり前のように釣れていたので忘れられがちですが本来そんな簡単に釣れる魚ではありません
この一枚だけはなんとか獲る!そんなタモ入れと無事ネットインした後の安堵が最高の気分に。終盤イチのドラマフィッシュになりました
ほぼ全域を釣って概ね事態を把握しました。実質最終日となる土曜日は近所のポイントをメインに前日回れなかったポイントも総ざらい
この日連発ヒットしたYさん。デカジグヘッドにチビワームというアンバランスなセッティングですがこれが効いていました
ここ十日くらいの最終盤では、小さい物を素早く動かすがヒットパターン
重いジグヘッドにスリムなワームをセットしてグリングリン巻く釣りが効いていました
リズム感としてはルアーフィッシングとしてはかなり早い部類。オフショアキャスティングやライトジギングくらいのペースです
勿論相手はヒラメなのでストライクゾーンは外せませんから必ずフォールは入れるんですが、そのフォール時間短縮の為にチビワーム&ヘビーシンカーの組み合わせです
早い動きで魚にルアーを気付かせてフォールで仕留めるのが基本ですが、グリングリン巻いてる時でもパンパン弾いてる時にでもアタリはあり、水面まで追って来るヒラメもいました
その辺りを頭に入れておけば巻きでもワインドでも。投げて距離があるうちは早巻きで、船に近づきライン角度が付いてくれば縦ジャーク。アタリがあればシェイキングなどで誘えばゴン!
魚に追わせて喰わせる釣りではなく、喰う魚を見つけてその場で喰わせるイメージ。春とはまた少し違う釣りでした
これはバケでも同じでした。シャキシャキとバケを振っていた方にアタリが集中。緩い上下や柔らかすぎる竿での大きな誘いにはなかなか当たらない
餌サイズも小ぶりな物が良かった印象。しかしヒラメが少なくなるに従ってギスカジカが増えてきたのかあまり小ぶりな餌ではギスばかりに。これはルアーでも同じでした
どんどん釣れなくなってきているのに釣れるパターンは高活性寄り・・?
通常釣れない=低活性と考えがちですがこの最終盤に限ってはそうでは無かった様子
冬を前に最後の荒食いの為浅場に刺してきたヒラメ達。餌を喰う為に寄ってきたんだから基本アグレッシブなんですね
しかし十分に喰ったヒラメ達は餌を獲る事を止めてしまうor居なくなる。その食べる×食べないの比率がどんどん変化していって最終的には食べる派が居なくなって終焉を迎えます
だから食べない派に目を向けても良い結果を得られず、どれだけ釣れなくなっても食べる派だけに向けた釣りを展開しないと釣果を望めない。だから最終盤でもスピーディーな釣りが効いたんだと思います
ラスト二日間はコンディションが悪く、釣れる釣れないがコンディショによるものなのかヒラメが喰わなくなったのか判断に迷うところではありました
水温は下げ止まりはしたものの週の後半では12℃を割り、一日通して11℃台。水温による終焉も概ね例年通りでしょう
このシケが決定打になりそう。まだ粘ればいくらか釣れるかもしれませんがこれ以上の深追いはちょっと厳しいでしょう。本当は全員丸坊主までやり切りたい気持ちもあるんですけどね(^^;
半年に渡ったヒラメ釣りもとうとう幕を閉じました。あのワイルドなヒラメ達とは暫しのお別れ
今年は終焉に向かう日々を細かに体感できたのが大きな収穫。例年であれば11月はシケ続きで絶え間なく観察する事ができません
また秋の沖の釣りが不振だったことでシーズン通してヒラメだけに没頭できたのも収穫。季節によるヒラメの動きをここまで把握できる環境に居る人が他に居る?ってくらい貴重な体験でした。それも北海道ヒラメファンの皆様のお陰です。重ねてお礼申し上げますm(__)m
さて今後の予定ですが・・・
来週はお休みを頂いて東京湾シーバス遠征に出掛けます。昨年も行きましたが今年もまたチャレンジ!
23日から営業再開。予定では沖根調査&マガレイ釣り。序盤はソイの付きが悪く、ガヤとヤナギノマイが多めになると予想しています。様子を見ながら沖根のソイ釣り一本に移行していきます
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