· 

アオリイカ三昧!噴火湾ボートエギング&ティップラン

10月17,18日アオリイカ~夜イカ~アオリイカのイカ三昧!アオリイカ大成功ヽ(^。^)ノ

 

先週から始めた噴火湾ボートアオリイカ。今週は多くのチャレンジャーにお越し頂きました

先ずは17日。浅場のボートエギングスタイルでGO!

夜明け前のファーストヒット!まだ居ました。良かった~(*'▽')

 

朝の水温は16,5度。港近くは川水が入ってくるため比較的低水温です。港から離れると徐々に水温が上がり、17,5度くらいで安定しました

水温が非常に関係するアオリイカ。南の海の生き物なので北海道の海は常にシビアな環境のようです。そんな厳しい海に来てくれたことに感謝!

その後もぽつぽつとヒット。これまで実績のあるポイントから期待値の高い未開拓エリアまで広範囲にサーチしました

今回先陣を切って予約してくれたのがデプスのソルトフィールドスタッフ小野修治さん。デプス商品にはいつもお世話になってます(^^)/

初マジカルがまさかのイカ!?と思いましたがアオリイカエギングには相当入れ込み、各地を回っているそうです。小野さんの乗船は僕自身が全く未知の釣りだったのでとても心強い!

 

スタイルはショアエギングスタイル。通常エギングロッドでバシバシ遠投して広範囲をサーチ。遠くからイカを引っ張ってきてくれるので他の乗船者もチャンス拡大!助かる~(*'▽')

こんなグッドサイズのイカちゃんも上がりました(^^)/

 

この日は徹底的にシャロー打ち。ハイテンポでポイントを移動するラン&ガンスタイルでした

着水点は1m以下のポイントも多く、着底を待ってからジャークとかしていると間に合わない。ハイスピードでエギを操作して高活性のイカを寄せてサイトで掛ける釣りで多くのヒットがありました

噴火湾はこのスタイルがベスト?でも背後が気になる・・・。

 

その時の様子はコチラ↓小野さんのインスタグラムに投稿があります

翌日はティップラン講習。講師はクレージーオーシャンサポートメンバー山本さん。こちらも全く未知の釣り。果たして上手くいくの??

速攻でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

マジか(゚д゚)!まだ到着間もないタイミングで早速ヒット

ティップラン、ティップエギングと呼ばれるボートからのアオリイカを狙う釣り方。詳しくはググって下さい

ザックリ説明すると重めのエギを使ってボートを横流しで広範囲を狙うスタイル。秋のアオリの居住区は広範囲にわたり、浅場を回遊するイカも居れば深場に落ちていくイカもいます

その中でもシーズン後期に深場に落ちたイカを船を流しながら絨毯爆撃する釣りがティップラン。発祥は三重県の五ケ所湾だそうです

 

これまでも何度かティップランの問い合わせがありました。僕の直感としては噴火湾で成立しないんじゃないか?と言う思いが少なからずありました

噴火湾はどんぶり状の地形でほとんどが砂地。豊浦エリアは例外的にロックエリアが続きますがそのロックエリアでさえ岸から100mも沖に出れば区切ったように砂地に変わる砂漠のような海域です。その分ヒラメやカレイを釣るのに根掛かりの心配がほとんどなく快適に釣りが出来ます

 

アオリイカの知識に乏しいとは言えロックエリアの海藻に着く、くらいのふわっとして印象はありました。事実これまで狙っていたポイントもそんな岸際ギリギリライン。その沖は居るかもしれないが上手く攻められずにいました

もし沖側が効率よく攻められればもっと釣りの幅が広がるかも!前日も小野さんが深場から引っ張ってきた場面があったので居るであろうことは確実

 

この日は南東ヤマセの風が強くなる予報。シャロー攻めには厳しいコンディショです

朝の短いチャンスで見事ティップランでヒット!

これまでの実績水深は0~5mほど。今回は5~10mほどでヒット。一気に攻められるポイントが倍になった感じ。イケるや~ん(*'▽')

 

この日は様子はコチラ↓タックルの詳細など載っています

 

色々話を聞かせてもらいながら各所まわりましたがどうも本場ティップランとは少々違う?

話を擦り合わせながらポイントを回りましたが純粋な?「ティップラン」で釣るには噴火湾は適してないんじゃないか、と言う結論に

これはティップランが出来る出来ないではなく、「ティップラン」に拘ると大切な事を見逃してしまうだろう、との見解。要するに噴火湾でボートからアオリイカ釣るのにスタイルありきで挑むのは勿体ない

 

 

研修とあって僕もチャレンジ。なんとタックルやエギまで用意して頂きました(^^)/

今回使わせて頂いたのが

ロッド;オーシャンビームTR マルチアクション511M obtr-511m

エギ;ティップランナーチビ、響 それぞれ2,5号と3号

共にクレージーオーシャンさんの商品です

 

ロッドはイカメタルロッドのスピニング版と言った印象。しかしかなり張りがあり、キャスティングにも対応している感じ

エギは重いエギ。ストンと沈む重いエギ。。ごめんなさい、これ以上の表現は僕にはできません(>_<)

 

しかしこの重いエギがめちゃくちゃ仕事してくれるんですね~

通常ティップランと言えばバーチカルに落として船の流れに合わせながらボトムを取ってはシャクルの繰り返し。基本的にダウン流し(払い出し側)でやる釣りなので船のスピードと水深によってラインの出し入れやエギの重さを調整して丁度良い感じにして釣る釣りです

ダウン流しのためラインは常に張っている状態。アタリは穂先が僅かに震えるような繊細な出かたすることからティップランと呼ばれるようになったそうです

 

一応知識としてあるにはあったんですがまず投げちゃう

ダウン側にチョコンとキャスト。風は弱く水深も浅い事から投げないことには釣りにならず

使い勝手はやっぱり重いエギ。ボトムはとりやすい分タッチ&ゴーは明確。通常エギでは動く船の上ではボトム感知が曖昧で非常に釣り辛かったので早く沈むだけで随分快適に釣りが出来ました

 

敢えて言うならキャスティングティップラン?投げてライン張りながらアタリを拾う作戦

パンパンパンと跳ね上げてカーブフォールの繰り返し。船に近づいたら回収して打ち直し。こりゃ僕の性に合う

根掛かりしないよう注意しながら続けていると何やら異変が。ん?これイカメタルの時の前アタリに近いゾ

そのタイミングで一気に集中力MAXへ。軽いタッチに合わせ続けているとフォールでヌヌっと引っ張る感触が。ヤッター!初キャッチ!!

 

これめっちゃ面白い!繊細なイカメタルが好きな人にはバッチリ刺さる釣り味

機械的な作業中の僅かな異変を察知して掛けに行く。釣れたより釣った感満載!

 

しかし先ほども書いた通りティップランがそのまま成立するかと言えばちょっと難しい感じ

今回は運良くショアラインに沿って程よい風が吹いたタイミングがあったのでティップラン的な釣りが展開できましたが、普段はオフショアの風が吹くので噴火湾の地形的な問題から美味しいエリアは直ぐに通りこしてしまいます

 

でも深場が効率よく狙えるのは魅力的

通常エギでシャローにキャスティングしながら活性の高いイカをサイトで狙う釣りをボートエギング、深場を横流しでバーチカル寄りのブラインドで狙うティップラン。こう書くと随分離れた全く別の釣りに思えてしまいます

しかし単純に軽いエギから重いエギまでをシチュエーションに合わせて使い分けると考えれば普通のルアーフィッシングになるのでは?

 

シャローエリアを釣っていても場所によっては船下で4m、ワンキャストで水深1m、後ろ向いてワンキャストで10mなんてポイントはざらにあります

同じボートポジションで水深差10m。360°ポイントなのにどちらかしか狙えないのは勿体ない

ショアエギング寄りの釣りとティップラン寄りの釣りを同じポイントで同時にやったほうが面白くない?と言うのが結論

 

ティップランは基本的にダウン流しですが重いエギがあればアップに投げても釣りが出来ます

通常エギだと1m3秒とか5秒とかかかる所がティップラン用のエギだったら1m1秒ほど。普段のジグヘッド程度の沈下スピード。パパンと跳ね上げてテンションフォールの釣りなのでワインドなどに近い感じ

岸からジリジリ沖に流されるようなシチュエーション(朝はこのパターンが多い)なら沖に向かってバンバン投げてハイテンポで探るとかもアリでしょう

勿論シャローを狙うんなら通常エギで。スナップで付け替えれば直ぐにできます

 

タックルは?エギングロッドとティップランロッド最低2セット要るの??

あれば良いでしょうがどちらか一本、もしくは中間的なタックルワンセットで出来ます

ショアエギングを意識すればそれなりに張りのある長めのロッドが適しているでしょうしティップランと考えれば繊細なティップを備えたロッドが必要です

でもエギさえ投げれればなんでも良さそう。ボートからなので絶対的な飛距離や繊細なエギアクションはそれほど重要でなく、求められるのは狭い船内で窮屈な姿勢でも正確なキャストができること

イカが見えるのは船から10m以内。そこに速攻で正確なキャストをするなら・・・僕ならティップランロッド一本で行きます

 

 

まだ始まったばかりの北海道ボートアオリイカ

噴火湾でボートからアオリイカを狙うには、ショアエギング要素とオフショアエギング(ティップラン)要素をフィールドに合わせてミックスしカスタムするのが最善だと感じました

見えイカをみんなでワイワイ狙うのも面白いし精神世界に入り込んで僅かなアタリを聴くのも面白い。どちらも同時に出来れば2倍楽しい!

 

今年はあとどれくらい出来るのかわかりませんがチャレンジャーをお待ちしております

どちらにせよ投げなきゃ始まらない。最低ボートからキャスティングしなきゃならない事はご留意ください

いずれアオリ釣りが熟成してくればバーチカルオンリーでもできる時代が来るはず。投げられない、投げたくない人はその時まで暫しお待ちを

逆にショアの釣りがそのまま通用しないこともご理解下さい

場合によってはオーバヘッドで投げられないことも多々あります。のんびり着底を待ってからやおらエギをシャクってラインの変化でアタリを取る、なんて悠長なことは出来ません。コンパクトなスイングで正確なキャストが求められ、刻々と変わるシチュエーションに合わせて・・・・強制的にハイテンポな釣りが強いられます

 

三連休最終日から日を跨いで3日間狙ったアオリイカ

アオリ初キャッチのお客様や普段ショアからはやってるけどボートからの釣りでは初めてのお客様、本州でみっちりやり込んではいたけど北海道では初めてなんてお客様も

際どい場面もありましたがこれまで全員坊主無し、ほとんどの人が複数キャッチ。これは成功、ボートアオリイカ釣りは成立する!と言って良いんではないでしょうか

中には11月中頃までイケルかも!なんて希望ある意見もありました。それもこれもチャレンジャーあってこそ。竿を出してみない事にはシュレーディンガーの猫ちゃんと同じです

 

そんなシュレーディンガーのイカちゃんでは気が済まない!と挑み続けてくれるお客様達。17日晩、夜のスルメイカ

 

デッカイのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

超満月の夜。状況的にはかなり厳しい中チャレンジャーがお二人。僕も気になっていたので出船!

やはり厳しくほぼアタリ無し。そんな中いきなりこのサイズがヒット!一気に期待が高まりましたがラッシュは無し。Tさんで小型イカが7,8杯でした

 

ホントにイカちゃん来てくれるん?

こればかりはわかりません。クソ満月でもちょろっとながら釣れたんだから次の新月に期待!としか言えません

しかし見に行かなければわからない。良い凪限定ですがこれからもチャレンジャーお待ちしております(^^)/

新しいおもちゃ

バークレーはワームだけじゃないんやで。本国からフィニッシャー各サイズ取り寄せました

向こうではダーティングベイトとかジャークベイトとかいわれるジャンルのルアー。こちらはライブスコープで発見した魚を直撃するのを目的としたハードベイト。ワームじゃ写りにくいから?

 

見た目通りジャークすると左右にダートします

サバは40cmくらいのも複数釣れました。ブリは少な目

 

ナイトサバブリは当たり外れはあるものの、のんびりやっていても食べる分くらいは余裕で確保できます

イカにフラれたら青いのがお相手。今年のサバの状況を考えれば貴重です

アオリのタックルそのまま持ち出しエギをルアーに付け替えてやってます。本当はもっと強いタックルが必要

サバもブリも暗い所でかかるとブルブルするだけですが、灯りの範囲内に入った瞬間猛ダッシュ。船べりで強引に寄せられないとイカの人をオマツリしちゃいます。僕は一人なので無問題

 

今週末は土日共にシケでお休み。残念(>_<)

週開け月曜日火曜日がチャンス!!ヒラメ&カレイで出船予定。ここを逃すと次は。。

水曜日はアオリイカ。予報は悪いが奇跡に期待するしかない状況

以降凪次第。出られればチャンス!!

 

フェイスブックのメッセンジャーでも予約承ります。お気軽にご予約お問いあわせお待ちしております(*´∀`)