9月9~12日ヒラメ。好調継続中!秋の数釣りが楽しめます(^^)/
後半は船長がダウンショットリグを熱く語る。リグの組み方も写真付きで公開。興味がある方はドゾー
先ずは9日。一日ベタ凪ヒラメデー
朝の一発!今日もヒラメはご機嫌なようです
段々と気温が下がってきて朝の出し風タイムが長くなってきました。その分出港から現着までめちゃくちゃ寒い思いをする場合も。しっかりと着込んで来て下さい
ダブルヒットデハイチーズ\(^o^)/
仲良くトリプルヒットデハイチーズ\(^o^)/
50後半グッドサイズ!数もサイズも自己記録だったとか。おめでとうございます(^^)/
Kくんにロクマルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!63cm!
出し風タイムは誰かしらアタリがある状況。Kさんグループは春に日本海で大量に仕入れ?てきたイワシを餌にヒットを重ねていました
概ねどの餌も当たっています。サイズも多少の大小は文句も言わず食べてくれていました
10日はシケでお休み。11日はお休みして八雲に研修。ウエムラファクトリーに突撃!
写真これしかないや(^^;
朝イチは結構な風予報だったため7時出港。雨風厳しいスタート
シケ後とあって爆裂!とは行かなかったようですが十分な釣れ具合だと感じました。後半に向かってブーストアップ!
ゆっくり釣りが楽しめました。上村船長ありがとね(*^_^*)
翌日12日は豊浦もベタ凪デー
朝から爆釣!・・と言いたいところですが、個人差あり。つまみ食いして逃げてく奴も多数です
基本的に喰いは浅く追い食いもしないのが秋の特徴。当たりは小さく、待っても待たなくても掛からないような場面が多いです
回遊しながら餌を追うような事は無く、目の前に来た餌だけ襲う感じ。船が流れていれば当たりは多く、止まれば減少。船に集まってくる感じはありません
釣れないからと言って低活性かと言えばそんな事は無く、常時中活性?くらいの感じ。釣れ具合は船の流れに依存しているようです
とうとうキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!Oさん序盤苦戦しましたが中盤から怒涛の追い上げ。タナ?餌?ちょっとしたことで喰いが変わる。そんな気付きも釣りの醍醐味です
朝から一人でコンスタントに掛け続けていたKさん。中盤には餌が尽きてしまいました
後半はルアーにチェンジ。ヒラメでは無い強烈な引きに耐えて上がってきたのがグッドなブリちゃん。ヒラメを狙っている時に突然掛かってくるとドキっとしますね。この後もう一本!
今年はブリがよく沸いています。近所でボイルが起こると何かしらルアーを投げるんですがノーバイト。サバなら大抵反応あるので全部ブリなんでしょう
恐らくジャミを追ってるのでしょう。ブリのマイクベイトパターンは魚のサイズに関係なくトップで釣るのは難しいです
しかしその辺にウロチョロしているのでアンダーだとポツンと掛かります
よくあるパターンはジグヘッドのジャーク、ブレード付きジグヘッド。ルアー、バケの回収中にも襲われます
狙うならメタルジグを投げ続けていれば掛かりそう。流行りのブレードジグなんかも良さそうです
だいたい風が止んでベターっとした時にボイルが発生します。そんな時に狙ってみてはどうでしょうか?
とは言え今時期にルアーでヒラメを狙うにはそんな時間帯がチャンス。どちらを取るか。悩みますね
ヒラメは概ね順調。サイズは60くらいまで。しかし油断していると突然デカいのが掛かったりします。ラインチェックは万全に!
ルアーはやはり厳しい模様。バケの当たり具合と比較すると不思議なくらい掛かりません
だからこそ攻略のし甲斐がある!今だからこそルアー本来の楽しみ方が堪能できます
三連休はどの日も空きあり。特に月曜日はチャンス!
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秋のディープ攻略!ヘビーダウンショットリグ
ヘビダンで掛けたロクマルちゃん(*^_^*)
※ダウンショットは釣れる!これは大発見!!ってな話ではありません。あくまでディープ攻略の一つの方法でこんな釣り方もあるよ的な紹介です
今年のテーマは秋のディープ攻略
毎年秋になるとルアーでの釣果が落ち込んでしまいます。理由は様々ありますが、一番の要因はメインエリアが20m以上のディープレンジになる事でしょう
年々秋ヒラメを追っていく内に釣れる条件が明確になってきました
魚の行動としては
①ボトムに張り付き大きく浮いてまで追って来ない
②喰いはするがショートバイトが多い
③その癖スローな動きには反応せず
キャスティングでボトムを横方向を効率的に狙えるのは15mくらいまで。それ以上になってくると段々と厳しくなっていき、20mを超えてるようなレンジでは上記の行動パターンと相まって従来のキャスト&リトリーブの釣りは成立しなくなります(感じ方には個人差があります)
これまでの対策としては40g以上のヘビージグヘッドをジャークする方法。ワインドなども含まれます
短い距離を素早い動きで誘い、リアクションバイトを誘発する作戦です。ぶっちゃけディープレンジではこれしかありません。他にはメタルジグを使う方法。こちらもほぼ同じです
勿論投げて釣るんですが、投げた先で横にも縦にも極短い距離のバーチカルの釣りを連続してやる感じ。横に引こうと巻いてしまえばルアーが浮きます。その分ロスが生じ、効率よく釣りが展開できません
リアクション系の釣りはアタリは多いのですが掛からない、掛かってもバレる、スレ掛かりするなどのデメリットもあります
この辺りが秋のディープ攻略を難しくしている要因だと考えます
個人的にはワームの釣りは喰わせの釣りに面白さを感じるので、リアクション系の釣りが効果的とわかっていてもそれほど追求してきませんでした。バケで釣れるんだし秋はバケ振ればいいじゃん?
まぁいつまでもそんな事言ってられないので今年は重い腰を上げてルアーでのディープ攻略に目を向けました
リアクション系が有効なのは確実。ネガな部分はやはり掛かりの悪さとバレ。掛かってもスレがかりだと嬉しさは半分。そこの解消にはどのような攻め方が有効か?
ヘビダン釣れるや~んヽ(^。^)ノ
ワームの釣りの醍醐味は目的に合わせて様々なリグを運用出来る事です
リグ(仕掛け)は無限の組み合わせがあり、今現在でも様々なリグが考案されています
基本的にはオモリと針との位置関係でリグの種類が分けられます
針より前にオモリがあり遠い所からキャロライナリグ、テキサスリグ、ジグヘッド、ウエイテッドリグ(ノーシンカー)。針を追い越して直リグ、ダウンショットリグが代表的な所
キャロライナリグ一つ取っても、重ければヘビキャロ、オモリに捨て糸を突ければ三又キャロ、オモリをガン玉にすればスプリットショットリグと呼び名が変わり、全て目的、効果に違いがあります
今回はダウンショットリグ。重いオモリを使うのでヘビーダウンショットリグ、通称ヘビダンに注目しました
因みにダウンショットリグの発祥は村上晴彦さんが世に広めた常吉リグ。、世界中のブラックバスを恐怖に陥れたリグと言われています。日本発祥のリグで本場アメリカまで波及したのは常吉リグとネコリグ。共に村上晴彦さん考案です
ブラックバスのみならず様々なターゲットにも効果抜群のダウンショットリグ。ヒラメ狙いでも昔から使われいました
ヒラメではオカッパリからのロングリーダー(捨て糸)式が有名です。針からオモリまでの糸を長く取り、重いオモリでもボトムからちょい上を狙え、飛距離を稼ぎつつ根掛かりを回避できるリグとして活躍しています
そんなヘビダンを船から使うのにカスタマイズした形がこちら↓
こんな感じ。あら美しい(*´Д`)
ダウンショットリグの一番のメリットは掛かる、バレない。この二点だけでも運用する価値があります!スレ掛かりもありません
ワームにオモリが密着していないので咥えても簡単には離さないしアワセを入れた時に最初に口に当たるのはオモリじゃなくて針先です。またオモリと針が離れているのでバレにくい
基本のアクションはシェイキングなのでラインを張って緩めての繰り返し。ラインが弛んでいる時間が長いので吸い込み抜群!
また様々なアクションに対応出来るのも大きなメリット。トゥイッチ、ジャーク、リフト&フォール、ボトムバンプ。特にシェイキングと相性抜群!
ワームの種類とオモリの重さとのミスマッチが無いのもいいですね。デカイジグヘッドに小さなワームだと不格好でしょ?
ワームは原則的に選び放題。好きなワームが使えます
いいとこだらけのリグですが扱いは少々面倒な所も
先ずは糸ヨレ。仕掛けの構造上どうしても避けられません
常吉リグはオカッパリから生み出されました。短距離を斜め方向に引いてもそれほど糸ヨレはありません
しかしボートからの場合、回収は垂直方向になります。見てれば面白いくらいワームがグルグル回りながら帰ってくるんですよね(^^;
ダウンショットリグは垂直方向に回収するとワームがグルグル回り糸がヨレる。ボートからではその悪癖が顕著になったようです
元々は道糸に針を結んで余り糸を下に垂らしてオモリを結ぶ形でしたがボートでは糸ヨレが酷いことが発覚。そこから途中にスイベルを噛ますことで糸ヨレを回避するリグに発展しました
改良されたのがこの型
以前からこの形↑でちょいちょい試していたんですがなんかイマイチなんですよねぇ(-_-;)
なにがイマイチなのか?それはキャストのやり難さ
ボートからのキャスティングはアンダーハンドが基本。特にウチの船は舷が低く、ルアーをギリギリまで巻き込まなとキャストできません
ワームの上にスイベルを噛ます方法だとその距離分巻き込めなくなります。気を付けていてもやっぱりスイベルまで巻き込んじゃう。仕掛けも複雑になり、絡みやすくなります
もう一つイマイチなポイントが。それはアクションがパッとしない
ダウンショットの特徴としてワームが自由に動く点が挙げられます
くにゃくにゃフワフワなファジーな動きが好きな魚には有効でもフィッシュライクなアクションを好むヒラメにはその自由度の高さが仇となります
尻下がりになりやすかったりワームのフックセットによっては一方向にだけロールしたり。ぐにゃぐにゃと動き過ぎる所が気に入らない所でした
そんなネガな部分を解消したのが・・↓
この形!これならワームギリギリまで巻き込んでキャストできます(*^_^*)
ワームのロールアクションは適度に制限しつつ、ピッチ方向には機敏に反応する。勿論回収時の回転もスイベルで解消。スッキリ!
お、コレいいじゃん!って作ってから調べて知ったんですが、ほぼ同じようなフックが販売されていたんですね(^^;
なるほど考える事は皆同じ。デコイさんのヘビダンフック、ダウンショットフックなど。なんならカシメスイベルなんてのも発売されています
まぁ自作すれば好きなフックが選べますし。勿論市販品を使っても良いです
では作り方。用意する物は↓
フックはホーマックに売っていた物。横アイのオフセットフックならなんでもOK。好きなフックが選べるのが自作の良いところ
スイベルはローリングスイベルタイプがベスト。樽型はダメ、、でしょう。。
画像にある貧弱スイベルがイイ感じ。軸が太いタイプも試したんですがなんかパッとせず。色々試してみて下さい
先ずはフックにスイベルを噛ます所から。火を使うので気を付けてね(^_-)-☆
アイをライターで炙ります。バイスを使っていますが素手でもOK。熱くて持てないほど炙らなくても大丈夫
アイを開くために継ぎ目をニッパーで摘まみます
左のタイプが作業しやすいです。確か模型用で売ってるはず。刃が薄い?ので金属を切るには向いていません。僕はつい切っちゃうので刃こぼれした物を使用
開いたらこんな感じ。続いてアイを少しだけ上に反らします
左が加工したもの。ほんの少し反らすのがポイント
スイベルを開いたアイに噛ませてカシメます。画像のようにつまようじを刺しておくと作業しやすいです
改めた炙らなくてもOK。力の入れやすいプライヤーなどで摘まめば閉じられます。ちょこっとコツはいりますが何回かやれば出来るはず
完成したものがこちら。フックとスイベルの遊びの分だけアイを反らせる事によりワームの水平姿勢が保てます
市販品はスイベルの上下が逆になっています。僕も初めはスイベルの胴がフックの下にして加工したんですが、高速回収時にちゃんと回らない気がしてこの方向にしました
強く引くとテコでスイベルが曲がりそうに感じますがめっちゃ引っ張ったんですがそんな様子もなく。糸ヨレは解消しています
強いて言えばスイベルが邪魔をしてフッキングが悪くなる・・?うーん、フックのポイントとラインアイに角度が付いて逆に良くなる?正解はわかりません
仕掛けが複雑になるとそれだけトラブルが発生します
従来の方式だとスイベル→フック→オモリまでが同一ライン。オモリ側のリーダー、、、(って言うんでしょうかちょっと引っ掛かりますが一般的に捨て糸部分をリーダーって呼んでるのでリーダーでいきます)
そのオモリ側のリーダーがランディング時にタモに絡んだり、上のリーダーに巻き付いたりするのがストレスでした
これは構造上避けられない部分
出来る限りの回避策として張りのあるフロロの太糸をオモリーダーにします
ノットはハングマンズノットの10回巻き
ハングマンズノットは結んだ糸が真っすぐに伸び、根本に並んだ糸が美しいノット。また端糸がメイン側に出ます。仕上がりが綺麗で大好きなノット
通常太いフロロに採用するノットではありませんが美しさ優先で
正直ここのノットなんてなんでもイイんです。ですが仕掛けの美しさは機能の証。出来る限りシンプルに美しくが仕掛けの価値
気にしている部分としてはメインのリーダーからオモリまでが出来る限りストレート且つ遊びが無いようにする事
リーダー→スイベルとフック→オモリーダーが作るT字部分が極力保たれるようにしたいんです。しょうもない事ですがここが拘れないと操作していても気持ちが入らない
別にスイベルにスナップで繋いでも釣果に影響なないでしょう。ですが操作感には違いが出る。フィネスな釣りを長時間集中してやり切るには僅かな遊びも排除したい。拘りは尽きません
こちらが完成形。下のスナップスイベルはエイトノット。端糸が下に向いて簡素なノットと言うことで採用
オモリーダーの長さはシンカー込みで200mmにしています。アンダーで投げるにあたってトラブルの無いタラシの長さがこれくらい
遊びは嫌いと言いながらダサいスナップスイベルを使うのはどうなの?と言われそうですがこれには理由があります
まずオモリを簡単に着け外しが出来るようにしなくてはいけません。魚をネットに入れると必ずオモリーダーが網に絡みます。その時に瞬時にオモリを外せる事を優先しました
仕掛けがネットに絡んでもサッとオモリを外してスナップを閉じれば太いフロロオモリーダーと相まってスルスルと抜けます。これが細オモリーダーだったりオモリ固定式だったりすると解くのが大変(>_<)ぶち切りたくなります
ですのでスナップの形もこのとんがりタイプ。ラウンド型は横にワイヤーが飛び出る形なので引っ掛かりが生じます
但しどんなに綺麗に作ってもネットに絡めば一発でヨレヨレに。まぁフロロなのでグイグイ引っ張ればそこそこ真っすぐになりますし、ヨレたからと言って釣れないわけではありません
しかし気分が乗らなければリグを交換します。ヨレた糸は光が乱反射します。それが針近辺だと不必要にラインの存在をアピールしてしまうことに。僅かな差かもしれませんがそこで喰う食わないを判断されるかもしれません
帰ってからヨレたオモリーダーは交換。勿論針先のチェックもします。ダメなら廃棄して新たに作り直し。慣れれば数分で作れます
シンカーはタングステンのバレットタイプを加工して使っています。28gをメインに21gとを使い分けています
ダウンショット用にスイベル付きタングステンシンカーもあるんですが・・・
ことごとくこんな目に( ;∀;)
スイベル付きのシンカーはスイベル部分が折れるんですよねぇ。だいたいヒラメを船に上げてヘッドシェイクされた時に床に叩きつけられてシンカーだけポロン。涙型のタングステンの塊になり果てます。有名なグレネードシンカーも折れちゃうようです
10g未満の軽いシンカーなら破損は無いんでしょうが、20gを超えるようなシンカーだと慣性力は凄まじく簡単に破損します
今年はタングステンシンカーにいくら投資したかわかりません。ミノーの顎に装着していた時から数多くのタングステンシンカーがただのヘビィメタルに変わったことか。それでも使い続けるなんてロックやなぁ・・
硬すぎて全く加工出来ないので使い道ゼロ
作り方はまず0,8mmのステンレスバネ線(釣具屋さんで天秤自作用として売っています)を捩じってこんな形にします
それをタングステンバレットシンカーに差し込みます
左右にグイっと開いて出来るだけ根本で切断
ダイソーのエポキシボンドを練ります。コイツは本当に優秀。めっちゃ使えます
適当な何かにぶっ刺してボンドを盛りつけます。エンボスヒーターなどで温めれば少し気泡が飛びます
硬化すれば完了。少しバネ線が飛び出しても気泡が残っていても使用に差し支えはありません。エポキシボンドだとカチンカチンに仕上がるのでボトム感知能力もバッチリ!
これで壊れない頑丈なダウンショットシンカーの出来上がり
バレットシンカーはアマゾンで売っているYZDの物。まとめ買いすれば28gで一つ500円くらいになります。形状がつぼ型でダウンショットシンカーに加工した時に普通のバレット型よりもカッコイイ!
そもそもタングステン必要なのか?
これは拘りの部分でしょう。どれほどその釣りに入れ込んでいるかの指標になります
僕は根掛かりの多いロックフィッシュにタングステンを使う気にはなれませんしタングステンジグを常用する気にもなれません
しかしヒラメにはタングステンを使う。一刻も早くボトムを取ってシャープな操作感を得るにはタングステンシンカーが必要なのです!
タングステンは禁断の果実。コストに見合う見返りがあると思えば選ばない手はありません
そこまでは・・・と思う方は素直に鉛のナスオモリを。6,8,10号と揃えればだいたいカバーできます。もっと重い物でも使えます
ラインを結んで完成。だいたいこんな形で泳ぎます
縦のラインがしっかりしているのでロールを制御しながらもピッチ方向のアクションには機敏に反応します
動きが制限されることによりダートアクションもスパスパと決まります。そこが緩いとジャークしてもワームがグルんと回転しようとしてイマイチなアクションに
常時水平姿勢を維持する点もダウンショットの良い所。ラインをちょっとでも張っていれば確実に水平姿勢になります
完全に緩めてもオモリーダー分はノーシンカー状態でフォール。ストンと落ちてきたワームがオモリの着底と同時にフワンとノーシンカーになるアクションはヤバイ。そこからピョコンと飛び上がるアクションはもっとヤバイ
ダウンショットは死に体がほとんどありません。水中にある時はずっと釣れる状態にあり、期待値がとても高いのも利点の一つ
回収中はグルグル回るのでヒラメにはイマイチですが今時期上まで追ってくることは少なくそれほどデメリットにはなりません。逆に不本意にもブリには効果的(^^;
だいたい毎日一回や二回は襲われます。ラインが細いのでやめて欲しいんですが・・・
勘違いされがちですがオモリーダーの長さ=ワームのレンジ、ではありません
ダウンショットの利点の一つとしてボトムにオモリを着けた状態で誘える点があります。オモリをアンカーにしてちょんちょんするアレです
勿論有効なアクションですが常時ののように使用する事はありません。オモリの着底を基準に任意のレンジを通します
感覚としてはジグヘッドのシンカーが下へスライドした形。操作もほとんど変わりません
ワームは好きな物をチョイスすればOK!
ただあまり大きなワームは似合わないでしょう。5インチを基準に6インチくらいまで。ストレート系のワームが適しています
よく使うのはデスアダーの5、サカマタの5と6、ジャーキーJの5。デスアダーは万能餌、サカマタはジャーク、ジャーキーJはシェイキングやスイミングが得意。どうにもならない時はマックスセントのフラットノーズも投入します
ワームによって得意なアクションが違います。見える所で泳がせてみてこれだ!と思えば投入
ワームを変えた途端釣れだす事も多々あります
ワームをしっかりと魚に見せて喰わせるダウンショットリグ。ワームの動きやシェイプにセレクティブになるのでしょうか。5インチクラスだと選択肢が多く、ワーム選びが楽しくなります
まだ試し始めて半月ほどですが釣果は上々。バケ並みとは行きませんが概ね半分程度の釣れ具合。ハイシーズンでもバケほど釣れる時は稀なので十分釣れていると言って良いでしょう
実はジグヘッドのほうが釣れるんじゃないの?との疑念はあります
僕が同じテンションで両方を同時に運用できないので比べようもありませんが、秋にこれだけワームで釣った記憶がないので効果がある、と言うより飽きずに続けていられるからこその釣果なのでしょう
事実ダウンショットを運用してから釣りが面白くて仕方ありません。極小の当たりを取り切った末の重量感はフィネスな釣りの醍醐味。次のアタリ、早く次のアタリが欲しい!中毒性の高い釣りです
向き不向きや嗜好の違いがあるのでどなたでも、と言うわけにはいきませんが、繊細な釣りが好きな人にはたまらない遊び
ヒラメに対してフィネスなアプローチは今まで何度も試しましたがどうも上手く行きませんでした。だいたいハイテンポな釣りに軍配が上がり、フィネスな釣りの利点は無いことのほうが多かったのです
ダウンショットの釣りはテンポとしては決して遅くありません。ジグヘッド等の釣りと同じようなテンポです。なんなら早いくらい
しかしアプローチとしてはかなりフィネス寄りで、アタリの出方やアワセまでのプロセスはライトリグにとても近いです。オモリは重いのにライトリグ系って矛盾しているんですがとても繊細な釣りをしている実感があります
この釣りはいつも使っているタックルで出来ます。リーダーの先にこのリグを結んでオモリをぶら下げればOK!
しかしもっと、もっとと突き詰めて行く内にタックルも一新してしまいました(^^;
ロッドも家にあるやつを片っ端から投入して新しいロッドまで注文したのにやっぱり手持ちもロッドが良かった、など楽しい回り道を繰り返しています
タックル編はまた次回。メインPEを0,6号でバランスしてみました。ひょっとすると細糸にしたことの方が効果ある?
同じヒラメなのに全然別の魚を狙っているような感覚。新鮮な気持ちで釣りに挑めるのは本当に楽しい!みなさんと共有できたら更に楽しい!
あと2か月もあります。一緒にフィネスヒラメどうですか?