今週のマジカルアワー。ヒラメ、カレイ、ソイ、イカ。それぞれ釣れた時の爆発力は凄まじく。。月が野生を狂わせる―――
先ずはイカちゃん。今シーズンの営業は・・・終わりません!!
月水金日曜日と飛び跳びで出船
正直もう終わりかな、、と思うような釣果の日もありました。2桁に届かない、ギリギリ坊主回避など
しかし6日日曜日、内心今シーズン終了を感じていたこの日。開始直後にポツン、またまたポツン。ん?なんか釣れる・・・?
そこからラッシュ突入!僕はトリプルヒット。なんとそれが3連続!スッテが落ちていかない入れ抱き状態!時間にして1時間もありませんでしたが爆裂タイムを堪能しました
その後スイッチを切ったような沈黙が訪れ、ポツポツで終了しました。うーんなんやったん?(^^;
煌々と月が照らす夜の海。不気味な釣れ具合は謎のまま。一瞬の出来事でしたが明らかに大量の群れに遭遇しました
しかし!なんと隣で釣っていた僚船は同じ時間に100杯釣果だったとか。ゴミ袋満杯のイカちゃんを見て仰天。ナンテコッターヽ(^。^)ノ
同じ船で釣っていても10倍釣果が違うイカ釣り。船も腕も違えば全然別に結果になります。ともあれまだイカちゃんは居る模様
終了宣言はとりえずお預け。今週一杯は出てみようと思います。本当は次に新月にトライしたい所ですが・・・まぁ今週以降は釣れ具合次第
厳しいのは覚悟の上。完全試合を喰らうまでチャレンジします!
いきなりビッグソイ!59cmのモンスター浮上
日中の釣りは沖根&ヒラメカレイで出船しました
海の様子を伺いながら沖に出られるタイミングでソイ狙い、吹いて来る前に浅場へ移動。この日は朝一ヒラメ、朝二で沖根、最後はヒラメカレイでした
良型ソイヒット!
特大ドンコもヒット!年一本くらい釣れます
数は出ませんが出れば良型だったこの日。その他ヤナギやガヤも
朝一ソイゲット
Aさんご夫婦は奥様が食料調達係。旦那様は昨年サケをゲットしたジグで頑張っていましたが今年は不発でした
沖根はまだまだこれから。一日やるには迫力不足です。しかしソイが着陣し始めた様子。これから少しづつ増えるかな?以降に期待です
カレイはどの日も順調でした。ヒラメの隣でやっていたので船はぶん流し状態。それでも食べる分くらいはすぐゲットできます
カレイでしょ?と侮るなかれ。秋のマガレイの引きはちょこっと心臓に悪い上等の絞り込みを見せてくれます。身も厚く、春のマガレイとは一味違う上品な味わい
都合上ヒラメ釣りの合間に狙う形になるので船の流れが速い時はカレイが追いつけないのか少々テクニカルな釣りになります
払い出し側で仕掛けを投入。上手くオモリを置いてけぼりにしながら程よいスピードに調整します。糸が斜めになったら回収。仕掛けが浮き上がらないように誘うのがコツです
今日の後半はちょこっと本気で狙ってみました。狙いのポイントで船をベストスピードで流してみると・・・
40に迫る良型ヒット!
この時だけは仕事を忘れて掛けまくり。マジでこんな居るの?ってくらい入れ食いモード。しかも良型連発!
今日はカレイ狙いで乗っていたお客様がいましたので一時本気モード。作戦成功でした(^_-)-☆
秋ヒラメキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今年の秋ヒラメは微妙な感じでした。まぁこんなモノと言えばこんなモノ、かなぁ。。くらいの釣れ具合。しかし昨年爆発したので消化不良気味でした
3日は夜明け前のこの一枚くらいで目だった釣果無し。途中からカレイ釣りにスライドしたお客様も
爆発したのは5日土曜日。特にこのお二人は二桁釣果。やっぱり居ました(^^)/
型も50前後の食べ頃中心。こちらは中盤くらいあったかな?
なんだか良くワカランが良くツレル。何処と言う事無く各所でアタリあり。10m切るようなポイントでも釣れました
この日は西からの潮に変わった日。途中から風が強くなりシーアンカーを掛けましたがそれでも1ノット近くまで流れました
流れれば良いのかといえばそんな事はありませんが動き出しは良く釣れます。タイミングバッチリでした
翌日曜日は沖根の後にヒラメ狙い。潮止まり明けにラッシュ!ここでAさん旦那様が良型ゲット!50中盤を3,4枚ゲット!
この日は潮止まり明けこそ良かったですが途中から潮が止まる展開。その割に爆風で船が流されまくりました。釣りはし辛い状況
今日は喰いが渋い展開。アタリはありましたがフッキングまで至らず
どうも潮が流れ切って流れっぱなしになっているような状況でした。こうなると水の中は爆風と同じ。活性は下がる傾向にあります
終盤のマジカルヒット!カレイに浮気せず粘り切った渾身の一枚!おめでとうございます(^^)/
なんだか乱高下の激しい一週間でした。満月が野生の狂わせているのでしょう。もうワケワカランヽ(^。^)ノ
今週は少し良い凪の日があります。明日の晩と明後日AMは良さそうな感じ
その後は目まぐるしく天候が変わる予報。これもどう動くか検討がつきません
ともあれチャンスはチャンス。イカちゃんは最終盤、ヒラメカレイは本番、沖根はこれから、どのターゲットもスタンバイOK!秋の釣りファイナルステージです
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今週はネタが無いので竿のお話
昨日の終盤ヒラメちゃんヒット!ここで悲しい事件が・・・
フッキング同時にバキン!度重なる渾身のフッキングにとうとうロッドが耐えられなかったようです(^^;
この竿は昨年から僕がメインに使っていたアイスタイルのソリッドスピン船。ワンダーショット同様グラスソリッドの竿ですが塗装の違いでしょうか、ワンダーショットより少し張りがあるので気に入って使っていました
とは言えグラスソリッドの竿です。ブランクでアワセが効かないのは仕方の無い事。パワーを掛けるにはバットの向こう、グリップを曲げて合わせていました
そんな使い方をすればブランクとグリップの継ぎ目が一番ストレスが掛かります。常々グリップが軋む感触はありましたがまさか折れんやろ、なんて考えが甘かった。見事真っ二つです
折れてしまいましたが竿の仕事を全うして寿命を迎えた良い最期。魚を掛けて竿を折ったのは初めてかも
スノーボードのターンは最初に板の先っぽをグニャっと曲げます。その反発を逃さないように徐々に板の後方にスライドさせて最終的にテールで反発を解放。曲がりの位置をコントロールすることによってキレとスピードのあるターンが生まれます
釣りもスノーボードも曲がる道具を曲げる遊びです。竿と板を曲げることについて書いてみたいと思います
竿は目的に応じて曲げたい場所にパワーを掛ける訳ですが、上手に曲げないと簡単に破断します。フッキングでティップ付近からベリーにかけて折っちゃうのは・・・
本来なら強くて太いバットを曲げるからパワーが掛けられる訳ですが勢いに任せて竿を振り回すと、、まぁやっちゃう訳です
スノーボードは普通の人に比べると相当な数の板を葬ってきた過去があります。昔は変な折り方をしました。曲げ方が下手だったんですね
最近は昔より遥かに深く曲げるようになりましたが滅多に折りません。板の使い方を知るにつれ限界付近までストレス無く曲げる技術を身に付けてきたんですね
それでも最後は折れてしまいます。だいたい普通に使っている間にぺしゃっと力尽きるよに最期を迎えます。使っている間にある程度覚悟は出来ているので悲しみより慈しみの気持ちで折れた板を抱えてゲレンデを後にします
板には「美味しいところ」があるんですよね。新品をある程度使った所で曲がりと張りのバランスが一番イイ感じの所がきます
OJKの板なら僕の使用環境では一か月目くらいがピーク。以降は徐々にパワーを失い三か月もすれば大会で使えるコンディショでは無くなります(一般の人なら1~3年くらいはベストコンディションで使えます)
竿も同じで「美味しいところ」が存在しています。普通に使うにはほぼ気づきませんが毎日曲げていると「あ、ピーク過ぎたな」と感じる時がきます。キャストの飛距離が落ちたり合わせにストロークが必要になったり。へたった竿と同じ銘柄の新しい竿を振ると誰でも感じる所だと思います
しかしそこまで竿を酷使出来る人は極小数。言い換えれば普通に使っている限り決定的なヘタリを感じる事はありません
ヘタった板や竿はどうなるのか?
賞味期限が切れても即消費期限を迎える訳ではありません。使い込んだ板や竿は使い慣れている分限界寸前まで曲げることができます。例え張りや反発は無くとも信頼して曲げる事が出来ます
第一線では使わなくとも条件や使用目的を変えればまだまだ使えます。ここまで来ると不意に折れたりしません。ヘロヘロながら簡単には壊れない、絶対的性能は無くとも安心出来る使い勝手の良い頼もしい相棒になります
逆に新品の板や竿は曲げるのが怖いです。ちょっとおっかなびっくりの中探っていきます
板は賞味期限のあるナマモノなので気前よく曲げますが竿は仕事道具。使用感が変わるヘタりは極力抑えたい所。よって不必要に曲げません
フッキングやファイト中などの高負荷は手元に近い所で受けるようにして、ティップやベリーは掛けるまでの操作の時だけ。ジギングなんかではティップは曲げずにベリーから曲げて操作したりキャスティングではバットから曲げて使ったり。昔は弧を描く竿を見て喜んでたんですけどね(^^;
話が逸れてしまいました。竿をへし折った話です。バットを折って一人前。グリップから折れたんだから竿も本望でしょう。竿はどう使っても曲がるんです。どうせなら上手に曲げてあげましょう(^^)/