21日22日ヒラメ釣り。両日共にヤマセ気味の風、連日のイルカと微妙なコンディション。MAX67cm
先ずは21日。ヤマセ予報なので朝の出し風チャンスをモノに出来るかがポイントになります
闇を抜けきったKさん。きっちり決めました!
アタリは多数ありますが小型が多い模様。ここ最近の傾向です。青っぱ数枚追加してチャンスタイム終了
Hさんが掛けたイシモチ。50クラスのナイスサイズでしたが・・・
実は朝のチャンスタイムにビッグヒット!ファイトからデカイなと思いましたが浮いて来た姿を見て確信に。明らか70オーバー、中盤から後半はあるスーパーサイズでした
しかしあと少し浮けばタモ入れ・・・の所で猛ダッシュ。一瞬で竿が伸されて無念のブレイク・・(>_<)
※原因と対処は後述します
ヤマセの吹き始めに来た67cm、前回は66cmも上げています。乗って来ましたね!
今日精彩を欠いたEさん。ライフジャケットと共に釣り運を置いて来ちゃった?
90ホルダーが二人揃った本日。何かが起こる予感がありましたが予感だけでした(^^;
結局型物はKさんのみ、他の方々は小型のみに終わりました
最近の傾向としてははイルカの巡回タイミングが鍵になります。運良く近くに来なければ爆釣もありますが、ほぼ連日姿を見るのでなかなかそこまでの運は巡ってきません
しかしイルカの巡回中も青っぱながら釣れたりするので少しづつイルカに慣れてきたように感じます
さて本日。コンディションは昨日と同じ。朝イチが勝負!
6月1日の悪夢から脱出!Hさんがヒラメを釣りました!!サイズではありません(笑)
本日一番釣っていたAさん。ご夫婦でチャレンジ!レンタルタックルながらベテラン勢を押さえて竿頭でした(^^)/
船酔いに苦しみながらも手にしたヒラメちゃん(^_-)-☆初挑戦で見事ゲットです
早速遊動式仕掛けを仕込んできたOさん。朝のチャンスタイムに無事ゲット!
潮止まり直前にイルカさん登場。ヤケクソでイルカの群れに突っ込んで竿を出してみました。不思議と何度かアタリがあり、なぜかアブラコがヒット。イルカの喰い散らかしおこぼれパターンあり?
その後もぽつぽつアタリがあり、リリースサイズ含めて何枚かヒット。しかしヤマセが吹いてきたのでドリームビーチまで撤退しました
ネタ写真だけでは終わらない!Hさんに57cmヒット(^^)/
ガバガバの波の中頑張って2枚?ほどヒット。遠くまで行かなくても釣れちゃう?
終了間際に港の出入り口付近で鳥山発生!ボイル確認!!・・・またもイルカさん(;゚Д゚)
朝のイルカパターンを信じてダメ元で接近してみました
終了間際のマジカルヒット!は僕でした(^^;
イルカに慣れてきたのかな?基本的には活性が下がりますが口を使う魚もいるようです
サイズはマチマチですが沈黙の時間は減ったように感じます。リリースサイズが多いとは言え魚の反応があるのは嬉しいもの。釣れた枚数以上に楽しめる内容でした
今週は木曜日午後と日曜日午後に少し空きあります。
週明けはどの日もガラガラ。チャンス!
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システムについて
今回のブレイクはドラグの設定ミスが主な原因でした
噴火湾では足元10mでモンスタークラスが掛かります。要するに超元気なモンスターが船べりまでやってくるんです
大型になればなるほど自分が釣られていることに気が付かない傾向があります。のそーっと浮かされて船が見えた途端本気で猛ダッシュ!とか
簡単には切れないシステムを組んでいても近距離でダッシュされるとあっさりブレイクすることも。慣れてくれば魚と距離がある内にドラグ調整も出来ますが魚が見えた時に慌ててドラグを緩めるのはなかなか難しいですよね
ラインシステムにも少々問題がありました
船釣り歴が長いベテランに多いシステムですがPEにスイベルを直結、そして仕掛けをスナップで接続パターン。ここで問題になるのはリールに巻き込めるのが接続金具までという部分です
先ずPE直結が悪いとは言いませんがやはりそこが弱点になります。普通に縛れば結束強度はPEの強度の半分程度まで低下します(マジカルノットならかなり向上しますが)
そこはPEを太くしてノットを工夫すればある程度は改善されます。問題はリールに巻き込める糸が接続金具までって事
今回の例で言えば幹糸部分がおよそ竿の長さ分ありました。と言う事はどれだけ巻き込んでも魚との距離が幹糸2m+ハリス1mの3メートルある計算になります
タモを振るにしても片手では無理なので掬える半径は実質2メートルくらいが限界、魚に届きません(>_<)
もうチョイ浮かせて~って言っても竿先にスイベルが接触しているのを何度も目撃しています。当然竿を立てるしか方法が無いのですが、糸と竿の角度が鋭角になるほどラインテンションが落ちてしまいます
ヒラメは水平に取り回している間は大人しいですが顔が下に向くと猛ダッシュする性質があります。ラインテンションが落ちた途端にダッシュは当然の流れ。またラインと竿が鋭角になった時に引っ張られると、釣り歴が長いほど竿の破損を恐れて竿を倒します。結果竿を伸される形になり、不運が重なるとラインブレイクとなります
これがPEにリーダーを直に結べば避けられる場合がほとんどです。要するに竿先までバケが巻き込める形ですね
竿とラインが直角状態でファイトすればラインテンションを保ったまま主導権が握れますし、ダッシュされてもそうそう伸される事はありません。伸されなければ少々ドラグ値が高くても竿の弾力でブレイクまで至りません
魚との距離が近ければタモも直ぐに届きます。タイミングさえ良ければ本気出す前に掬い獲れることもあります。ショックリーダーシステムはメリット沢山!
PEにスイベルを直結、仕掛けをスナップで接続パターンは船べりで至近距離ファイトが必要ない場所なら問題ありません。竿掛けにセットしたまま電動で巻き上げて最後は竿を立てて幹糸掴んで回収、なんてパターンですね
深場でヒラメ釣るならそれでいいんです。掛けてから20メートルも巻き上げればだいたいフラフラ、ダッシュされても高が知れています
ルアーならライトラインでも大型が獲れるのは、掛けてからの距離があるから。ヒラメはダッシュ力はあっても持久力はありません。累計20mも走れるヒラメは稀で80,90でも10mも走ればバテてしまいます。走らせなくても回収まで距離があれば結果は同じです
何度も言いますが噴火湾は10mの間合いでメータークラスとのやり取りが強いられます。わかっているなら対処しておくのが当然。一生に一回あるかないかのチャンスをシステム上のミスで取り逃がすのは悔やんでも悔やみきれません
俺は釣れたぞ、そんなモノは腕だ。なんて運頼みで獲れたような武勇伝では話になりません。そりゃ獲れる時は獲れるでしょう。カレイ釣りしていてモンスタークラスが釣れたなんて良く聞く話
そう言うことではなく、いつも備えておくと言う事。それが現代の釣りです
想定されるサイズに対する道具もシステムも確立され、情報はネットですぐに知ることが出来ます。勉強と練習次第で誰でもシステムが組める時代です
PE3号にハリス10号、ドラグが使い放題なんて国内のほとんどの魚と対決出来る条件です
だからと言って獲れて当たり前、逃がせば下手クソなんて言っていません。この条件でやっと勝つか負けるかの勝負が出来るんです
負ければ原因を究明して次に備えればいいのです。それも釣りの楽しみ。自分で組んだシステムで勝った時は最高!そんな想いで今でもノット練習に励んでいます(^_-)-☆