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イカちゃん絶好調!そしてお久しぶりのカレイ達

昨晩の夜イカと今朝の朝イカからのカレイ釣り。イカちゃん爆発!カレイも元気!夜はイカメタルで50パイ、僚船情報では100オーバー!カレイは飽きないくらいにアタリがありマガレイ、イシモチ、クロガシラの良型多数!

 

昨日は日中シケましたが夜は凪る予報だったので朝からのスライド組3人↑とイカ中毒の患者さん2名を乗せて沖へ出ました

もう5時出船だと日が落ちています。予報通りの凪

 

最近はかなり深場で釣れていて30分ほどかかります。ちょっとでも予報が悪いと出船出来ません(T_T)

いつもながら仕掛けを落とすまで予想がつきません。ハラハラのスタート!

序盤はかなり渋めのスタート。魚探も静か。。。

しかし時間と共にブーストがかかってきました

 

前半に電動胴付き仕掛けでキープ分を確保したHさん。中盤からは余裕のイカジギング!

抱く回数は少ないもののイカジグにもしっかり乗ってきます。普段4号のウキスッテを見慣れているとイカジグはかなりのボリューム。お構いなしに乗ってくるイカちゃんのアグレッシブさに感動!

もうイカ中毒患者さんですよね?ウッチーさん今日は絶好調!

前回は始めての手釣りで苦労してました。イカが乗ったかどうかもあやふやだった前回に比べ、今回はアタリも明確に察知して2ハイ目の追い乗りまで感じるほどに!

2回目のTくん。今日もレンタルタックルでの挑戦

経験は活かされます!目標の15ハイを倍ほど上回る快進撃!何度もダブルで上げていました

初参加のさん。半ば強引にウッチーに連れてこられた釣り初心者。イカどころか魚だってほとんど釣った経験がなかったそうです

しかし料理人とあってかイカちゃんと見事にリンク!急遽用意したレンタルタックルでちょっと重たいタックルでしたがどんどんイカちゃんを引き寄せます

なんだかんだで一番楽しそうに釣りをしておられました

メタラーKさん胴付き仕掛け勢を抑えまたもや竿頭!イカメタルで50パイオーバーは素晴らしい!今シーズンイカメタルだけで200パイを楽に超えています

 

めちゃくちゃ釣れるほどのお祭り騒ぎではありませんでしたが終始誰かしらに掛かっているくらいの釣れ具合。楽しい釣りを満喫できました

 

僚船の情報では100パイオーバー!140パイとの情報も。まだまだ終わらないイカちゃんパーティー!

 

 

 

日も明けぬ内に本日朝イカからのカレイリレー。3時出港の早駆けスタイルで出撃しました

未明の寒さはもう冬を感じさせます。港の温度計で1,4度。真狩は氷点下だったそうです^^;

ケアラシが酷くちょっと視界が悪い中出船。沖に出れば温かいのでどんどん深場を目指します

 

夜が良かった翌朝はあまり調子が良くないもの。例に漏れず魚探に反応は鈍い・・・一発目に3連で乗って来た後は静かな時間が。ポイントを移しました

 

日が昇る寸前にパタパタつ釣れてお日様が顔を見せればピタリと止まる。今日も平常運転^^;

しかし!もう釣れないからと仕掛けを片付け出したらポツリと一杯。ん?もう一度落としてみたら今度は2ハイ

ボーナスステージで数杯追加で朝イカを終了

大きなピークは無いものの明るくなるまでポツポツと釣れ続き、終わってみれば一人20パイほど。朝イカとしては充分な釣れ具合でした

 

さて僕的本命!カレイ釣りにバトンタッチ!久々のカレイにワクワクしながらオカを目指します

暫くカレイを釣っていなかったので半ば当てずっぽうのポイント選び。しかし日頃の行い?見事的中です\(^o^)/

 

決して入れ食いとは言いませんが落として誘えば反応がある。王道のカレイ釣りパターン

そうそうコレです!繊細なアタリの先に脳と腕にくる重量感。やっぱりカレイ釣りは面白い!

見事なクロガシラ。春よりふたまわりは大きくなっています

もう一丁クロ!ドラグをかき鳴らすほどのナイスサイズでした

そしてイシモチも。なぜか嫌がる人が多い印象のイシモチガレイ。完全に外道扱いする人も

しかし秋のイシモチはめちゃくちゃ美味しいんですよ?刺し身はヒラメより美味しい!と言ってきかない人も大勢います

実際秋イシモチは卵に栄養を取られていないために身がみっちり詰まった濃厚な味わい。血抜きをしっかりして捌く時に水道で流しながら捌けばヒラメ超えも納得の美味しさ。是非一度ご賞味下さい(^o^)

 

全体的に良型揃いでマガレイとクロとイシが同じくらいの割合でした。もう少しポイントを絞っていけばマガレイの比率が上がるかも

 

秋のカレイ釣りスタートです!豊浦秘境エリアはこれから紅葉の季節を迎えます。最高の景色のなかのんびりカレイ釣りを満喫しませんか?

岸に寄ればロックなフィッシュ、ヒラメともポイントが被っているので気分転換に狙うのもアリです。心臓が止まるほどのビッグヒラメが顔を見せてくれるかも!

 

 

さて秋本番を迎え釣り物が定まらない贅沢な豊浦。沖ではまだ鳥が騒ぎ青物がウロウロしています。次に控えるサケの跳ね打ち。まだ気配はありませんが港では順調に上がっている模様。水温次第で爆裂一歩手前

やっと始まった感のあるカレイ達。景色を楽しみながらじっくりと「釣り」で「魚」と対話するには最高のターゲット。大爆釣とはいかないまでものんびりゆったりお楽しみ頂けます。船長イチオシ!

もう終わった感のあったイカちゃんが全然終わりません(笑)出られるチャンスは少ないですが出れば爆裂の可能性があります。何度も言いますが行ってみないことには全く予想がつきません当たれば天国外せば地獄。ギャンブル性の高さはヒラメやサケと同レベル。しかし食べて美味しいあげても喜ばれる、保存も効いていくらあっても困らない。奥様の漁獲制限なんてありません。是非ラストチャンスを掴みにお越し下さい

 

天気予報が微妙過ぎて全然予定が立ちません(T_T)

明日はシケで中止、日曜日が微妙になってきました。ウネリが残るのと意外に吹くような吹かないような。。もう少し様子を見ます

月曜日は朝晩共に凪予報。朝はまだ予約が入っていないので予定の空いた方はお電話を!夜イカは出船予定です

火曜日もベタ凪予報。しかしカレイ釣りほぼ満船。予約を入れた方々は良い読みでしたね!夜は未定

 

トップページに出船予定と空席情報が載っています。随時更新していますが詳しく知りたいかたはお電話でお問い合わせ下さい

 

フェイスブックのメッセンジャーでも予約承ります。お気軽にご予約お問いあわせお待ちしております(*´∀`)



進化する中国製リール

今日のヲタク話。溺愛する片軸リールについて

 

先日アマゾンさんでリアクションバイトしたニューロッド。一瞬目を疑う値付けに考えるより先にポチっちゃいました

この前新調したイカメタルロッド、セフィアBBメタルスッテB66MH-Sのスピニング版S66L-Sです。15号までのスッテとカレイ用に買いました

定価の半値以下。きっと値付け間違いでしょう

 

最初からこのリールと合わせるつもりでした。イカメタルにスピニングリールはイランでしょ(笑)

片軸リールはイカメタルとの相性抜群!微妙なラインコントロールはスピニングはもちろんベイトでも太刀打ち出来ません

感度の良さもピカイチ。これもベイトスピニングよりも断然上です。構造上の問題なのでカルコンやステラ相手でもこの中華リールに勝てないのです

 

 

特定の条件下で異常な性能を発揮するこのリール。とうとうアマゾンで扱うようになりました。4,180円。僕はどうしても欲しくて中国通販で大人買いしましたが一台だけ欲しいのであればアマゾンで手に入ります

しかし製品のバラ付きが酷く、5台くらい買わないとアタリが見つかりません。複数台で良いパーツを組み合わせてやっとベストな一台が手に入る厄介さ^^;

 

そこまでするなら国産リール買えば良いじゃん!って言われそうですが買いたくてもないものは仕方ありません。恐らく未来永劫この型の国産リールが出ることは無いでしょう

知ってる人はコレのコピー元をご存知かと思います。そう、シ○ノのセイハ○ウ60SP。所謂チヌリール、筏リールです

あの業界はもう完全に出来上がっちゃっている世界で道具には確固たる様式美があり突飛なものは受け入れられません。ほんの僅かですが永遠に変わること無い小さな違い。この中華コピーリールにはリールフットが存在するのです

 

片軸リールは以前ダイワのバイキングST44を愛用していました。40年近くモデルチェンジすることなく現在でも販売されています。現行モデルはそのものズバリ、バイキング筏

しかし基本設計が古く求める性能には今一歩。基本性能は申し分ないのですがより使いやすいリールは無いものかと探していました

 

チヌ業界は原理主義者が多く、求めるものはのべ竿での一騎打ち。しかし筏は水深がありどうしてもリールのようなものが必要にになります

出来るだけ原始的な道具を求め、所謂タイコリール、1対1のギアもドラグも無いただの糸巻きにノブを付けただけの単純なリールが好まれました。フライフィッシングのリールと同じ構造です

もちろん利便性を求めベイトリールを使う人もいました。しかし完全に移行することなく現在では少数派。今では下向きリール(片軸リール)が主流となっています。チヌリールには面白い特殊機構があるのですがそれはまた今度

 

 

原点回帰のタイコリール。ユーザーはあの形にこだわりました。とにかくメーカーは高性能なタイコリールを開発するハメになります

それがセイハコウシリーズ。ダイワもバイキングシリーズで出してたかな?(BJイカダに受け継がれています)まぁかなり偏屈なユーザーの要望に応えるべくメーカーの出した回答はギアとクラッチは搭載して一部ドラグっぽいなにかも付ける、に留まりました

基本の形はタイコリール。巻き上げ速度はそこそこに。ラインの出し入れはフリーでも良いけどちょっと不便なのでクラッチは付けるけど設定次第でハンドルと連動してフリーに。ドラグっぽいけど限界値は低く基本指ドラグで対応(チヌマチックドラグ)

うーん、なんじゃコレ(笑)便利なものは欲しいけど原理主義には逆らえない、、なんとも歯がゆい微妙な立ち位置。んなもん中国人に理解出来っか!

コピーから始まる進化もある。日本の釣り道具だってコピーから世界一に登りつめました。構造が単純な片軸リールは格好の的になりあっという間にコピーされます

 

しかしなぜこんな中途半端な構造に行き着いたか釣りをしない中国人には理解出来ません。とりあえずコピーはしたもののなんか足りなくね?これあったほうがいいんじゃね?って乗りでオリジナリティー溢れる製品を開発します

キンキラキンは序の口でこの狭いスプール幅にレベルワインダーを搭載したり竿と一体構造にしてグリップにリールを埋め込んでインナーガイド形式にしたりとやりたい放題。恐らく釣りに使う道具ってことすら理解せずに開発して思い思いのヘンテコリールを乱発しました

しかしそこに天才が。このリールめちゃくちゃ巻きにくくね?力入らないよねぇ。うーんなんか足りんなぁ・・・足りん、、足り、、足、、、あ!リールの下に足が無い!、、、と思ったかどうかは定かではありませんがリールフットを備えたチヌリーが産まれました。爆誕

 

この2センチほどの足。絶対に日本では足せなかった足をあっさりと搭載した中国の天才。この足があるお陰で筏チヌ釣り専用リールから超高性能なバーチカル汎用小型リールへと進化しました

 

足なしの通常筏リールだと竿をしっかり握ることが出来ません。精々上から掴む程度の保持力しか発揮出来ないのです。使えばわかりますが何度も魚を巻き上げると腕の疲れがハンパ無い。チヌなら良いですが頻繁に重量のある仕掛けを打ち返したり入れ食い時には結構キツい

理想の先がのべ竿にあるチヌラーからすれば竿の上から添える程度の握りでやり取りすることに美学を感じるのでしょう。ですが通常のリールとして扱うには力が入らず巻き上げ機として機能させるには不安定すぎる握りしかできません。因みに筏釣り師は基本竿で魚を寄せます。リールは余った糸を巻き取る程度の性能があればそれで良しなのです

 

しかしたった2センチの足があることでスピニングリールのように指でフットを跨ぎしっかり竿を握ることができるのです。竿が握れればリアグリップが長い竿なら脇に抱えることもできるしグリップエンドをお腹に当てることもできます

はぁ?って思うかもしれませんがもう全くの全っ然違うのですっっっっっ!

 

リールはスピニング型とベイト型が主流になりました。性能が飛躍的に伸びてどんな釣りにも不満なく使える製品が出回っています

そんな中偏屈集団筏釣り師のお陰でなんとか生き残った片軸リール。生存の保証までされた上に謎の進化までさせてもらったのは幸運としか言いようがありません。正常進化(順当に行けば両軸受け?ベイトになっちゃう><)は望めないものの第一線の現行機としてカタログに載り続けるでしょう

でも形は変わらない。チヌでしか使われない以上形が変わることは望まれていません。国内では。そう国内では

 

足を足した中国人のどなたかに感謝!しかも全く恥もなくキッチリとセイ○コウをコピーしたのはファインプレー!

コピー元が優秀で忠実に再現しようとする意思があれば少々粗があっても破綻することはありません。左巻きモデルのハンドル軸がなんで逆ネジなのかも理解してなさそうですが元が逆ネジなんだから面倒だけどとりあえず真似しとこっていう精神!それが優秀なパクリ製品を生み出すのです!

 

ある条件下でとんでもなく高い性能を発揮する片軸リール。キャストしない釣りで極端にデカイ魚とやり合わなければたった4000円そこそこのリールがステラやカルコンより高い実釣性能を持っています

それは構造上の問題で値段や精度では埋めることが出来ない大きな差なのです

まぁ理屈の上ではって話で使い慣れた道具が一番って人にはまるで理解が得られないのはもちろんですが^^;

 

なんだか肝心の部分が抜けてますがその辺りはまた今度。もし気になる変わった人がいれば船の上でお尋ね下さい。釣りに支障が出るくらい熱い方軸受リール愛を語り続けます(・∀・)